平成26年富岡八幡宮例祭
2014年8月14日(木)行事日程
14:00 崇敬会員参拝
15:00 能楽 多度雅楽会
日本の伝統オーケストラ「雅楽」は、管・絃・打楽器による演奏に、豪華絢爛な舞もある舞台芸術。多度雅楽会は富岡八幡宮で毎週2回10年継続して雅楽を奏でている。
代表の田中松緑さん(木場在住)は、深川と縁のある桑名(三重県)の出身。地域の交流を深めながら雅楽を伝えるため、子供の舞人を募集して、毎年1月深川江戸資料館にて、親子で楽しむ体験会も開催している。奉納では子供たちによる鳥の舞「迦陵頻」天皇陛下傘寿を慶祝して「萬歳楽」などを披露。笙(しょう)の響きと華麗な舞は必見だ。
今年で能奉納は6年目。三好3丁目で深川能舞台を開く桑田貴志さんは、今年「菊慈童」を舞う。菊花の咲き誇る中、君の長寿とお酒のめでたさを称えるという内容で、祭りにピッタリの能だ。
「お祭りに本業の能で参加でき、こんなにうれしいことはありません。お祭りは地元から能を発信する良い機会であり、能の精神は神々への奉納が根底にあり神仏を大事にする芸能です。能の原始の形という気持ちで努めさせていただきます」と、桑田さん。能舞台では桑田さんの小学生の息子さんや、深川能舞台で指導を受けるお弟子さんらも、舞と謡(うたい)で日頃の成果を発表。静の中にも躍動感のある能の舞を心ゆくまで楽しみたい。
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