2014年6月23日月曜日

なんで水を掛けるの?

水掛け祭りは、深川八幡祭りの代名詞で、沿道から神輿や担ぎ手に向かって大量の水が掛けられます。

水掛けが始まったのは1872年(明治5)に日本が新暦(グレゴリオ暦)を採用した以降と考えられています。旧暦の8月15日は新暦の9月半ばにあたり、中秋の名月の頃の祭りでした。しかし新暦移行の際、日付を優先して祭礼日を定めたため、これまでより1か月早い真夏、水が掛かっても寒くない季節のお祭りに代わりました。

発端は、神輿が通る道筋にまく清めの水説、埃をたてないための打ち水説、辰巳芸者が粋に水を掛けた説など諸説ありますが、いまでは炎天下での8kmの渡御にはなくてはならない風物詩になっています。

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